六曜は旧暦の月日から機械的に決まる
六曜は「大安・赤口・先勝・友引・先負・仏滅」の6つを繰り返す暦注です。旧暦の月の数字と日の数字を足して6で割った余りで割り当てるだけで、占いのように個別に選ばれてはいません。旧暦の日付が決まった時点で機械的に決まります。
そのため新暦の同じ日付でも、年によって六曜は変わります。旧暦の月日が年ごとにずれるからです。「去年の大安と同じ日を選んだのに今年は仏滅だった」ということが普通に起こります。
旧暦の朔と新暦のずれ
旧暦の1日(朔日)は、月が太陽と同じ方向に来る瞬間(朔)を含む日を基準に決まります。朔から次の朔までは平均29.5日なので、旧暦の月は29日と30日を交互に繰り返します。新暦は月の満ち欠けと関係なく太陽の動きだけで日数が進むため、この基準の違いが六曜の並びを新暦上では不規則に見せています。
どんな場面で見るか
よく参照されるのは、引っ越し・入籍・納車・地鎮祭・契約などの日取りです。大安に予定を合わせる人が多く、式場や不動産会社では大安の予約が埋まりやすくなります。仏滅を避けるかどうかに法的な意味はなく、あくまで習わしです。
友引と葬儀
友引は「凶事に友を引く」と読めることから、葬儀を避ける習わしが広く残っています。この影響で友引を定休日にしている火葬場が今も一部の地域にあります。葬儀自体は友引でも行えますが、火葬場が休みだと日程を動かさざるを得ません。
2033年問題
旧暦の閏月は、24節気のうち中気を含まない月を閏月とする規則で決まります。ところが2033年秋から2034年春にかけては、この規則をそのまま当てはめると閏月の置き場所が一つに定まりません。複数の団体が別々の案を出している状態です。このカレンダーは閏11月を置く案(日本カレンダー暦文化振興協会の見解と同じ)で計算していますが、暦の発行元によって採用する案は異なり得るため、2033年以降は画面上にも注記を出しています。
寅の日・巳の日は別系統
寅の日と巳の日は、日ごとに割り当てられる十二支から見る吉日です。旧暦の月日から計算する六曜とは違い、60日周期で回る干支の日から十二支だけを取り出しています。寅の日は「出て行ったものが戻る」とされ財布の使い始めに、巳の日は弁財天の縁日として金運に関する用事に選ばれます。仕組みが別なので、大安と寅の日が重なることもあれば重ならないこともあります。