家飲み・持ち寄りの規模感で考えます
レストランのコース料理ではなく、「家飲み」や「持ち寄りパーティー」の規模感を基準にしています。何品ものオードブルを大皿でシェアするビュッフェ形式が前提なので、品目ごとの重量よりも「何種類を何皿分用意するか」に近い考え方になります。総量を品数で割り、3種類までは1人140 g、4種類以上に増やすなら1品あたり100 gに下げてください。品数を増やすほど一皿あたりを減らすのが、大皿を余らせないコツです。
ソフトドリンクと氷・水から先に決めます
アルコールを飲まない参加者や未成年が混ざる集まりが多いので、ソフトドリンクの量から先に決めるのが確実です。目安は「参加人数 ×(開催時間+1)杯」で、1杯を240〜350 mlとして計算します。開催時間に1を足すのは、開始直後と終了間際にも飲み物が出る分を見込むためで、時間ぴったりで計算すると必ず足りなくなります。
氷と水は見落とされがちですが、飲み物を冷やすためにも使うので、実際の消費ペースは皿数より速くなります。水は1人1時間あたり240 ml、氷は1人700 gを基準にし、室温が27度を超える場合や屋外の夏イベントでは900 gまで引き上げてください。屋外で日陰がない場合はさらに倍で見積もります。
オードブルの個数は開催時間ではなく総量で数えます
「1時間あたり8〜12個」という目安を4時間のパーティーにそのまま当てはめると、1人32〜48個になります。総量基準の目安(12〜15個)のおよそ3倍で、この二つはそもそも違うものを測っている指標です。混ぜて使うと確実に頼みすぎになります。総量基準だけを使い、開催時間が長くても1人24個で止めておくのが安全です。
アルコールは成人の人数だけで計算します
アルコールのペース配分(「最初の1時間で2杯、以降は1時間ごとに1杯」)は、アメリカの酒類小売・ケータリング業界で使われる経験則です。入力に必要なのは成人ゲストの人数だけで、年齢そのものは尋ねません。飲酒可能年齢は国によって異なるためです。ハイボールの酒:割り材の比率(1:3、45 mlに対して135 ml)は決まった基準ではなく推定値なので、結果画面にも「推定値」の表示が付きます。薄めに作るなら、割り材をその分多めに用意してください。
総量の検算
全コースを合計した食事の総量は、1人450〜570 gに収まるのが目安です。この範囲から大きく外れる場合は、人数や時間の入力を先に見直してください。ランチタイムのイベントは食事量から12.5%を差し引き、アルコールを提供する場合は10%を加算し、さらに安全バッファとして12.5%が上乗せされます。オープンハウスやドロップイン形式では、招待人数の75%だけが実際に来場すると考えて計算します。