畳の広さは1種類ではない
「6畳」と言われても、実際の広さは地域や建物によって変わります。畳の規格が複数あるからです。
- 京間(本間) — 955 × 1910 mm、約 1.824 ㎡。関西を中心に使われます。
- 中京間 — 910 × 1820 mm、約 1.656 ㎡。中京地方や東海地方に多い規格です。
- 江戸間(関東間) — 880 × 1760 mm、約 1.549 ㎡。関東の一般的な規格です。
同じ「6畳」でも、京間なら約 10.9 ㎡、江戸間なら約 9.3 ㎡です。1畳分以上の差があり、家具の配置を考えるときには無視できません。さらに集合住宅では、柱の位置に合わせて畳を切る「団地間」(約 1.445 ㎡)が使われることもあります。
不動産広告の「洋室6畳」は、実際に畳が敷かれていなくても畳数換算で表記されたものです。この場合の基準は不動産公正取引協議会が定める 1畳 = 1.62 ㎡以上 で、中京間に近い値です。この換算ツールでは3種類を個別の単位として用意しているので、物件がどの規格かわかっている場合はそれを選んでください。
坪は正確には何㎡か
1坪は 3.3058 ㎡とよく言われますが、これは定義ではなく丸めた表示値です。
坪は一辺6尺の正方形で、1尺はメートル法で正確に 10/33 m と定められています。したがって一辺は 60/33 m、面積はその二乗で 400/121 ㎡ となります。計算すると 3.30578512396… と割り切れません。
普段は差が出ませんが、面積が大きくなると効いてきます。3.3058 を使うと 1,000坪で約 0.14 ㎡、10,000坪では約 1.4 ㎡ ずれます。このツールは 400/121 をそのまま保持して計算するため、何度往復しても元の値に正確に戻ります。
1カップは200 mL — アメリカのレシピとは違う
日本の計量カップは 200 mL ですが、アメリカのレシピが指すカップは 236.588 mL です。約18%の差があります。
海外のレシピを日本の計量カップで作ると、液体も粉も2割近く足りない計算になります。特に生地もののように配合比が結果を左右するお菓子では、この差だけで失敗します。体積タブでカップの基準を選べるようにしてあるのは、この違いを意識せずに換算してしまうのを防ぐためです。
なお 1合 = 180.39 mL で、カップとは別の単位です。炊飯器の付属カップは180 mLの合用であることが多く、200 mLの計量カップと取り違えると米の量が1割ずれます。
入力した数値の確認
値を入力すると、入力欄の下に「入力を … として読み取りました」と表示されます。日本語ではカンマが桁区切りなので問題は起きにくいのですが、言語によってはカンマが小数点になるため、大きな数字を扱うときは一度確認しておくと安心です。